第十八話 Love/Death Tragedy Bパート

銭湯から出た私は考えていた 
駅の近くには漫画喫茶が無い、がカラオケはたくさんある
つまり―

―私は人生初の一人カラオケに挑戦しなくてはならないのだ


福島駅の周辺をカラオケを探しながら歩いていると、あるビルの前の歩道にカラオケの設置型のネオンがあった

―有名店よりは、こういう地味っぽいところが良いかな

そう思い、ビルの中へ

ビルに入ると下りのエスカレーターがあり、カラオケはどうやら地下にあるようだった
エスカレーターを降りるとすぐカラオケの受付が見えた
ビルは、正直地味な感じがしていたが、カラオケは高級そうなカンジだった

緊張しながら、私は受付へ・・・・

数分後、私は個室に案内されていた
一人カラオケは初めての経験だったが、思ったよりもアッサリ受付を終えることができた
個室に入り、店員が行くと、私はケータイとipodを充電すると、私は横になった


なんてことは当然するはずも無く、即予約を入れ始めた
―せっかくの機会だ、閉店時間の朝5:00までの6時間、歌って歌って歌いつくそう
そう決意を固めていた

第一ステージまずは裏十八番「日本ブレイク工業社歌のテーマ」!!

表十八番のオレンジレンジの「花」はあくまでもファッション、私の真の十八番は私のテンションを一気に突き上げた

―たった一人でも関係ない。私は私のベストを尽くす

次はQueenの「Don't Stop Me Now」でさらに限界まであげる
当然、立ち上がって自己流の振り付けで踊りながら熱唱する

更にPENICILLINの「ロマンス」やGLAYの「いつか」で限界突破までアゲてアゲてアゲて
心の十八番「鳥の詩」を心で歌う

正直、ここまでの旅で一番清清しい時間でした

そして第二ステージ、通称「アニソン縛り」へ

デジモンの「Butter Fly」からエヴァの「残酷な天使のテーゼ」「魂のルフラン」
「デビルマンのテーマ」「宇宙刑事ギャバン」などをテンション限界突破の状態で間奏の間にひたすら曲を入れ続け休み無しで歌い続ける



そして―3:00過ぎ
未だテンションは衰えず、ガンガンに攻め続けていました
私は「恋のミクル伝説」を歌い終わり、次の曲、アニメ:シスタープリンセスのOP曲「Love Destiny」

―♪アイタイ LoveLoveLoveLoveのにー!!!!

全く自分の外見や渉外的キャラクターを考慮せず、ただひたすらに歌う

―♪アエナイ LoveLoveLove 今夜はー!!!!

心の赴くままに、本能のままに歌う

―♪窓を打つ雨より激しい嵐に揺れてるー!!!!!

テンションは既に臨界点を突破していた





―そのとき当然扉が開いた

―『あ、ま、間違えましたっ!!』


・・・・・こんなことが本当にあるのか
私は今までの人生で間違いなく100回以上はカラオケに行ったことがありますが、間違えて人が入ってきたのは初めてのことだった
しかもよりにもよって初が一人でシスプリの「Love Destiny」を熱唱中


・・・なにより、闖入者はそれなりにかわいい同じ年くらいの女性でした


それでも私は歌い続けました。間違えて人が入ってきた時でさえ、1サビを歌い続けていました


♪燃え尽きてもいい/もう戻れはしない〜

♪そ〜れ〜が〜最後ぉの真実ぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!!!!!!


→次回予告
 ―悲劇に見舞われながらも何とか乗り越えた6日目
 ―そして、旅は終盤へ
 ―7日目、遂に私は到達する
 ―日本の魔都、秋葉原へ
次回「決戦:アキハバラ?」へ続く・・・

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